ピアノ発表会の経験で育つ自己効力感

和歌山市の
「楽しみながら音楽の基礎と表現豊かな演奏力が身につく」
吉田ピアノ教室です。

いよいよ今週日曜日は、発表会です。
生徒さんたちは、発表会の日を楽しみに練習に励んでいます。

子ども達にピアノレッスンで関わらせていただいていて、いつも私がその成長に感心して嬉しくなるのは、
発表会の曲の取り組み方や姿勢の変化です。

ピアノは挑戦の連続です。
日々のレッスンや練習での小さな挑戦もあれば、発表会やコンクールなどでの大きな挑戦もあります。

大体どんな子供も、ピアノを始めたての頃は、難しそうと感じる事はやってみるのを恐れたり、
やってみて上手くできないと、がっかりしてやる気を失くしてしまったりします。

でも、レッスンや練習、特に発表会の経験で努力の先に達成感を味わうと、
「自分はやればできるんだ」「きっと自分ならうまくできる」という自信が育っていきます。
これを【自己効力感】というそうです。

それは、その子供の人生にとって大きなものを手に入れたと言えるのではないでしょうか?

「きっと自分にはできる。よしやってみよう!」と思えるのと、
「難しそう…どうせ私には無理」とあきらめてしまうのでは、
人生は大きく変わっていくと思うのです。

ピアノを始めて4年目。発表会は今年で4回目のRちゃん。

いつも明るく笑顔いっぱいでレッスンに通ってくれています。
ピアノを習い始めた小さなころは、少しやってみてうまくいかないと、悔し涙が流れ、がっかりしてしまうことが多かったRちゃん。
「やってみよう!」という私の声掛けにも「難しそう…できないかも。」と不安げな言葉がよく出ていました。

そんなRちゃんが今年の発表会に自分で選曲したのは、トレモロやグリッサンドといった初めての難しいテクニックが出てくる
かっこいいアレンジのゲーム音楽。

私が弾いて見せたところ、
「カッコイイ!難しそうだけど練習すれば弾けると思う。時間かけて練習するから大丈夫。私ならきっとできる!」

以前なら「難しそうだから、やめておこうかな…」と言っていたと思いました。
出てきた力強い言葉に私がパワーをもらうくらいでした。
そしてその言葉通りしっかりと練習を重ねて仕上げてきました。

今日から発表会まで最終週のレッスンが始まります。
発表会が楽しみです✨

 

 

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